ちょっと待って。そのスピーキングテスト。

「知ってる?英語スピーキングテストのこと」

 

7月24日コール田無にて緊急学習会が開催されました。

講師は、都立高校入試へのスピーキングテスト導入の中止を求める会の、柏村みね子さん。

元公立中の英語教員であった柏村さんのお話は、穏やかな語り口でありながらも子ども達への悪影響を懸念して、鬼気迫るものがありました。

【中3の生徒が全員、民間企業が参入したスピーキングテストを受ける。その結果は、都立高校入試に活用される】

→私立高校のみ受験予定の生徒も受ける。建て前は、到達度テスト(アチーブメントテスト)だから。

【不受験の生徒への不十分な対応策】

→スピーキングテストは、イヤーマフをつけて音を聞く。イヤホンマイクで話す。話し言葉がなめらかに出てこない「吃音」の生徒は「不受験」として申請できるという。

疑問:不受験に該当する生徒に、しっかりと情報が行き渡るのか(特別申請は8月5日まで)。また、不受験者に算出する得点の方法の根拠が不明であり、不受験者への得点加算が場合によっては有利になることが想定される。あえて「不受験」を選ぶ生徒が出ないだろうか。

【格差が広がる。英語力のたどり着く本当の地点】

→都内では「似てるけど違う」テストを実施している区市町村が9つある(西東京市は実施していない)。経験の差が成績に影響する。ただし、中学校の教師が伸ばそうとしている英語力のゴールと、英語スピーキングテストが行われることで方向づけられる英語力のゴールとは重なりが少なく、たどり着く地点が大きく違う。また、コロナ禍で家庭の経済的影響もおおきい中、経済格差から生まれる学力格差を広がることが予想される。

【進路の問題は、子どもたちに大きな影響を与える。】

→このように問題点の多いテストは、導入されれば公平・公正な入試が損なわれる。何より生徒の人生を左右する進路の問題に、こんなことがあってはならない。

 

柏村さんのお話を聞けば聞くほど、胸が揺さぶられる。「ちょっと待って」と心が叫ぶ。

 

最後に、12のアクションを紹介します。

STOP! ESAT‐j(都の教育委員会とベネッセが共同実施するテスト)  12のアクション

①スピーキングテストの学習会を開く

②市民・PTAでアンケートを行う

③区市町村教育委員会に質問書を送る

④署名に協力する・広げる

⑤新聞・雑誌の「読者の声」の欄に投稿する

⑥市議会議員のタウンミーティングに行って訴える

⑦都議会議員の「語る会」に参加する

⑧LINEグループに情報を回す

⑨英語の先生に情報を渡して集会に誘う

⑩校長先生に声を届けて教育委員会に届けてもらう

⑪高1がいる家庭には、プレテストの感想を聞く

⑫8月18日木曜日午後2時から行われる都庁学習会にみんなで参加する‼

 

皆さん、やれることをどんどんやりましょう。署名用紙はネットの事務所にあります。

後藤ゆう子、かとう涼子も持ち歩いていますので、お声がけください。

子ども達のために、ちからを尽くしましょう!

西東京・生活者ネットワーク事務局長 石田裕子

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