6月議会 一般質問 報告 その1

トップバッターで質問

9日、一般質問が終わりました。トップバッターで元気に質問をスタートしましたが、ふっと、時計をみるのをすっかり忘れて時間不足。少々消化不良の気分となりました。
今回の質問と確認できたことを報告します。1.特別職報酬等審議会について

生活者ネットワークは、特別職等の報酬値上げに対して一貫して反対の意見表明をしてきています。市長は、一刻も早く市民との信頼関係を取り戻すためにも報酬について見直すよう「特別職報酬等審議会を立ち上げること、その際審議会委員には市民公募枠を確保し幅広い市民参加をつのり、十分な情報公開の上で審議をすすめること、・・・以上のことを市長に問うすもりでしたが、通告を提出したのちに、報酬に関する陳情が出され、企画総務委員会に付託されているので、私の質問が委員会審査に触れる内容となるため、質問を意見にかえて述べました。

というわけで、市長からの答弁はありません。

2. 高齢者地域見守り事業について
今年度から「ささえあい訪問協力員」制度が始まります。これまでのささえあいネットワークのさりげない見守りから積極的な見守りを行うのが「訪問協力員」です。協力員の養成講座を行い100人を養成する計画です。コーディネイトは地域包括支援センターが行い、利用者一人に対して2人の協力員が見守りを定期的に行います。行政はこれらを実施するための事務局機能を担い環境整備をおこなうという答弁でした。

介護の現場でも担い手不足が全国的にも課題となっています。訪問協力員としてボランティアしてくださる方には本当に頭が下がる思いです。行政は責任をもって協力員を支えていただきたい!

6. 上向台小学校について

今年度行われる予定の給食室の増築工事が夏休み中に完了しないという、情報が入りました。保護者への事前の説明などについて質問する予定で通告を提出しました。しかし、この工事に関する「工事請負契約の締結について」の議案が、企画総務委員会に付託されることになりました。委員会審査に触れる内容は質問できないので、1点、このような状況を教育長としてどのように思われているのかのみ質問し、「しっかり説明を行い保護者との信頼関係を築く努力をしていく」との答弁でした。

企画総務委員会での審議で、詳細が明らかになりますが、上向台小学校では、大規模開発の影響で児童が急増。普通教室の増築や借地での図工室や学童の建設、そして今年からは校庭の築山の撤去など対策がとられていますが、それらのことが事前に十分に保護者や児童に説明が行われていたかは疑問。給食室の件もまた!?と言わざるを得ないのは残念。

板垣洋子