西東京市内には約50か所の溢水箇所が確認されています。それらに対しては西東京市総合計画に位置づいた災害に強いまちづくりに基づき計画的に対策をすすめています。また市民には雨水浸透施設助成を利用してもらっています。…以上のことが既に答弁の中で繰り返されたので、局地的豪雨に対しては、雨水を浸透させる舗装道路、雨水浸透ます設置、住宅地・駐車場の無舗装化、校庭などの地下に雨水貯留槽の埋設、家庭への雨水貯留タンクなどの設置などの対策をすすめることが重要。生活者ネットはこれまでも溢水の対策は浸透と地下貯留だけではない総合的な雨水対策の計画を持つことを提案しています。そこで3点質問しました。① 既存住宅への設置可能な貯留施設(レインバンク等)についての調査検討状況
② 公共の小規模施設への雨水貯留槽設置の検討状況
③ 市民への情報提供や助成制度の拡充について
→溢水箇所をアピールする体制をとり、広くPRしていく。
溢水についてのどのようなアピールがされるのか注目していきます!
西東京市の溢水対策事業は3箇年事業として毎年度見直しをしながらの実施となっていますが、局地的豪雨の発生状況やそれによる被害影響からも、一辺倒の対策から総合的な雨水対策に着手する必要があると思います。雨水利用自治体担当者連絡会にも参加しているのですから、先進自治体の事例も積極的に活用できるよう検討をすすめてもらいたいものです。
レインバンク等は雨水利用の視点で質問をしたほうが詳細の答弁が頂けたかもしれない・・・というのが後日談ですが、時間の関係で再質問もできませんでしたので、別の機会に再提案していきます。
板垣洋子
写真は 我が家のレインバンク(150リットル)