2010年8月1日、西東京市障害者福祉をすすめる会が開催した学習会「障害者の福祉はどう変わってきたのか?」に参加しました。
講師は障がい者の生活と権利を守る全国連絡協議会の事務局次長の家平悟さん。
電動車椅子に乗り、マイクをタオルにくるみ、胸にさして、家平さんの話しが始まりました。
少し低い良く響く声で、関西弁を交えながらわかり易く話しをしてくださいました。天下の悪法と言われる障害者自立支援法の説明から始まり、現在行われている「障がい者制度改革推進会議」の内容まで、あっという間に時間が過ぎました。
質疑では、障がい者の家族から「障がい児を持ち生活するだけで大変なのに、(障がい者制度改革推進会議の)50ページ以上もある沢山の資料をインターネットから見なきゃいけないなんて…」と言う発言に、家平さんは「それでも、その資料を読んでくれたんですね、僕たちもますます頑張らないと」とおっしゃいました。
他の参加者の「もっと色々な人にこのことを知ってもらいたい」との声に大きくうなずきながらこの学習会を次回に繋いでいくことを確認し終了となりました。
学習会で配布された資料はネット事務所にも置いてあります。関心のある方はどうぞご連絡ください。