生活者の政治への再評価をいただいて

明けましておめでとうございます。
昨年は、新人へのローテーションというハードルを超えることができました。擁立した3人がいずれも上位で当選という結果にあらためて、ネットへの評価と期待に、身がひきしまる思いです。
私が2期で引退というと、やっと覚えたところで、これからなのになんでやめるか、と何人もの方からいわれました。一方で、勇気づけられる出会いもありました。その人は30代の男性。ネットの議員は原則2期8年で交替するルールをもっていることを話すと、それはとてもよいこと。議員を特権化しない、政治を腐敗させないために必要なことだ。みずからそのようなルールを定めているのはいさぎよい。また、地域主義にこだわってほしい。中央の古い政治体質がかえられないなら、地方議会にこそネットの議員を増やして打開してほしい。地方が変われば国を変えられる。そちらの方が近道だ。企業、労組、など既存の政治組織や宗教団体の外側にいる人のためにネットはある。がんばってほしい、期待しているのだから。というお話でした。ああ、こんな人が地域にいてくれる。そう思うだけで元気の出るできごとでした。
みなさん、8年もかけなければ覚えられない仕事などそんなにあるものではありません。一人前になるまで、年間800万円から900万円もの報酬を8年間も支払う余裕が西東京市にあるはずはないでしょう。8年では実績がつくれない、とも言われました。そういう方はぜひ、ネットのニュース、これまでの実績をご覧ください。
ネットの議員は原則2期8年、最長でも3期12年で交替する。
議員を職業化、特権化しないで市民に開いていくことで、議会と市民、政治と生活を切りはなさい。これがネットの政治です。
一部の特権者に政治を委ねず、自らが担う。2期か3期で交代しながら地域にこだわって23年、コツコツと続けてきたネットの取り組みが評価された、2006年暮れの市議会議員選挙でした。
これからも、ネットにご意見をおよせください。そして、ネットの議員の働きに注文をつけてください。ネット議員はみなさまに使っていただくために存在しています。
森下のり子