昨年(2006年)西東京市内駅(西武柳沢・ひばりヶ丘・東伏見)に関するバリアフリー調査を行いました。その結果のまとめと報告書を6月8日、市長に提出しました。
前回2002年には、市内5駅すべてで調査を行いましたが、今回は、前回の段階ですでにバリアフリー化を終えたとされる田無駅、駅前再開発にあわせて駅舎工事中の保谷駅を除き、3駅で調査を行いました。西武柳沢駅、ひばりヶ丘駅、東伏見駅は、前回調査後に、エレベーター、エスカレーターの設置がされ、格段にバリアフリーが進み、地域の高齢者や障がい者から本当に喜ばれています。しかし、今回、当事者と一緒に調査を行い、必ずしもバリアフリー化は十分でなく、とりわけ車椅子を利用されている方には、まだまだ不便な箇所があることがわかりました。
市長からは、早速、改善を検討していただけるというお話が聞けました。はなバスの時刻表を見やすくすること、市の掲示板の画鋲の改善(掲示板付近には、画鋲が落ちていることがあり、それが原因で車椅子のパンクにつながるそうです)などです。
西武鉄道にも同様の報告書を届けますが、生活者ネットワークでは、これからも「まちづくり」は弱者の視点ですすめていきます!