体育祭のテーマ「耀」に思う

6月1日、高校3年生の次女の体育祭でした。憧れの応援団の担当になり、晴れの舞台。まっ白い袴にハチマキまいて、険しい表情に握りこぶしで演技する娘。家では見れない頼もしさ。プログラムに書かれた体育祭テーマは「耀」。確かに、元気も笑顔も輝いていました。娘はほぼ1カ月前から、応援団の練習が中心の生活。体育祭が近づくにつれ、顔、爪、髪型とだんだん気合い(?)が入ってきて、呆れるほどに。諌める言葉に聞く耳もたず。青春謳歌している中に入る隙間はないほどでした。子どもらが育つ環境は、決して良いとは言えない社会状況のなか、今も「学校が楽しい!」と言い、元気に通えることが有難い。進学の課題に目をつむれば、この高校生活を支えている先生やお友達にも感謝、感謝です。
でも、学校側も予算が潤沢にあるわけでもまく、体育祭だけでも、袴の仮衣装代、足袋、お揃いのTシャツ等など、親の負担が大きいのは否めません。、。
社会経済状況も100年来の不況と言われる中で、親の給料カットは共通の話題。我が家も他人ごとではありません。西東京市は、今年度、奨学資金支給条例を改正し、高校生への奨学金の支給を拡充しました。支給月額を9600円から10200円にし、予算も60人分から100人分に増やしました。昨年度も定員を超える83人の応募があり、今年は92人応募があり、88人が選定されたと報告が議会でありました。返済の必要のないこの制度は26市の中で行っているのは17市です。実態に即して、拡充されたことは評価できます。

さて、生活者ネットは都議選の政策の大きな柱のひとつが「子どもの育ちを応援する」ことで
・子どもの権利条例を制定する
・貧困と虐待から子どもを守る
・高校全入、無償化をめざす
・有害化学物質の子どもガイドラインを拡げ、アレルギーを減らす

と、政策に掲げています。

子どもたちが安心して育ち、学べる環境を、大人の責任として保障していかなければいけません。学校で、地域で、「耀」・・・輝けるよう、明るく、生き生きとすごせるよう そのことがあたりまえのこととして実現できるよう政策実現を目指していきます!

板垣洋子

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