9月12日、市民会館で「戦争はいやだ!憲法9条を守り活かそう 西東京市民のつどい」が開催されました。HOB(保谷高校OB吹奏楽団)の演奏、池田香代子さんの講演があり、そして池田さんと20代の若者3人とのディスカッションは予定の時間を超えて議論が盛り上がりました。
生活者ネットは、子どもにも呼びかけて平和や憲法9条についての一言を書いてもらった葉っぱで平和の木を作り、当日は、市民の方が作られた折り鶴で飾った2本の平和の木を会場入口に展示。また、ディスカッションの司会や受付を担当しました。
池田さんの講演は、2001年の9.11をきっかけに「世界がもし100人も村だったら」を出版され、その印税で「100人村基金」を設立、国内外で様々な支援活動を広く行っている話から始まり、憲法9条のことから教育や政治の問題まで、わかりやすく、考えさせられる内容でした。特に、2008年4月17日、名古屋高裁で、イラクでの自衛隊の活動を違憲とする判決が下されたとき、原告席でそれを聞いたという体験談には重みがありました。
池田さんと3人の若者とのディスカッションでは、青年海外協力隊でカンボジアに行かれた職員のかたの「THINK GLOBAL IMAGINE AS YOURSELF ACT LOCALの表現には共感。池田さんは若者3人の意見を聞き、戦争のことを語り継ぐことは大事。しかし、平和のことについての創造力、そのグランドを大人が作ってこなかったこと、教育の場で作って来なかったことを大人の責任と思ったと話されました。見えない空気を守っている、これが平和の正体。平和ってなあにともっと想像力を高めて!と力がこもった。池田さんの訳されたIMAGINE の2番目は以下のように訳されています。
Imagine there’s no countries さあ、想像して 国家はないと
It isn’t hard to do 難しくはないはず
Nothing to kill or die for 殺しあう理由がなく
And no religion too 宗教の対立もない ということなのだから
Imagine all the people さあ 想像して すべての人が
Living life in peace 平和のうちに 生きてあるさまを戦争が今はない状態にあっても、追われる日々・生活が脅かされている毎日・・・
政権は交代した。民主党マニフェスト冒頭の「ひとつひとつの生命を大切にする」とある。この政治をしっかりと監視していくことが、平和を想い、ひとり一人の小さな力でできることを、さあ、想像して !