2010年第4回 柳泉園組合議会の報告

2010年11月26日、第4回柳泉園組合議会が開催されました。
今回は8〜10月の行政報告と、H22年度一般会計補正予算とH21年度一般会計決算認定の議案審査でした。
私が質疑した内容も含め主な議論等を報告します。・東村山市へのごみ処理広域支援について
東村山市秋水園ごみ焼却施設の老朽化に伴う延命化改修工事を行うために、広域支援体制実施要綱第19条の規定に基づき、広域支援をすることは第3回の時既に聞いておりました。今回は支援期間と支援予定処理の家庭系可燃ごみの受け入れ量など詳細の報告があり、確認しました。
2011年2月1~11日に搬入予定ですが、処理費に関しては次回の議会での提案予定(49000円/トン)。
周辺自治会への説明は東久留米では既に実施ずみで、今後東村山にも行う予定とのことでした。・有限会社エル企画について
口頭にて情報提供がありました。11月24日にようやく関係者との連絡が取れて日程調整されるとのことでした。約956万円と遅延金の回収の目途がみえないままです。(2009年1月から3カ月間のアルミ缶プレスの売り払いの契約をした有限会社エル企画は、2月25日付で市場価格の停滞を受けて取引困難となり契約解除申請が提出されていますが、1月分6万8387Kg、2月分4万1577kg(キロ87円)分の支払いと遅延利息が未納になっています)

・H22年度一般会計補正予算について
H21年度の決算審査が終了し繰越金が確定したことによる補正予算です。繰越額1億480万6千円の追加ですが、財源の調整に広く使えるよう4408万6千円予備費と6000万円は総務管理費へ充当。

・21年度一般会計歳入歳出決算認定について
H21年度は、負担金の額を変更せざるを得なかったために、修正された予算であったにも関わらず、光熱水費及び契約差金等で不用額が発生しています。適正な予算組みを一層丁寧に行うべき!!!
今後のクリーンポートの大規模補修について総額16億くらいかかる見込みの話がありました。起債の減るH26年度まで延命させ耐用させていき、その間に財源の手当て等関係市での計画立てが必要との説明でした。各市とも資源化は進み排出するごみも減少傾向です。ごみ処理に係る薬品や最終処分場への運搬費などの経費は削減されるにも関わらず、大規模な焼却施設への投資は今後も減ることはありません。今後中長期的視野での検討が必要との説明でしたが、ごみ処理の方法について焼却のみに依存した方法を今後も継続していくのか、そもそも論も含めての検討の必用性があると考えます。

(市議会議員・板垣洋子)